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■ビタミンについて■
ごく微量で、ほかの栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)の機能をスムーズにする潤滑油のような存在です。これらは、生きるために不可欠であり、通常では体内で生産することができない有機物です。
▲栄養素の役割▲
1. 血液や細胞の材料
2. 身体(筋肉)を動かすエネルギー
3. エネルギーをつくるために、体内で行われる様々な代謝を助ける作用
等である。1と2の役割は、おもにタンパク質や脂質・糖質が担っています。3の役割を担っているのが、ビタミンとミネラルです。これらは、身体をつくる材料やエネルギーのもとではないが、身体の機能の維持・管理・成長という大切な役割を持っているのです。
▲ビタミン摂取の目的▲
私たちの食生活で、ビタミン欠乏症をおこすほどビタミンが不足することはまずありえません。つまり、生理作用の維持のために必要な量はごくわずかなのです。しかし、偏食しがちな人や、カップラーメンとコンビニのおにぎりを毎日食べていると、希にビタミン欠乏症になる場合もあります。良く、「バランスの取れた食生活を!」と言われるのは、このビタミンのバランスを考えいるからです。更にビタミンは、老化や生活習慣病を防ぐ働きもあります。故意に必要な量の何倍ものビタミンを摂ることで、身体の老化を防ぐことができます。ビタミンをサプリメント等で摂取するということは、この薬理作用が目的なのです。スポーツ選手は、運動だけ行っていると思われがちですが、実は運動の前や運動後のケアにビタミン剤を使用します。筋肉を動かすと、エネルギーを消費し、それによって活性酸素が発生するので、ビタミン(CやE、βカロチン:抗酸化物質)が利用されます。
▲ビタミンの種類▲
ビタミンには、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、ニコチン酸(=ナイアシン)、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ビタミンC、D、E、Kの13種類があります。それぞれ異なった「薬理作用」を持ちます。
▲ビタミンA:(油質)▲
細胞や血液の酸化を防ぐ抗酸化作用があることから発がん抑制作用が期待されます。また、レバーなどの動物性食品に含まれるビタミンAは、めまいや頭痛などの過剰症があり、摂取量(過度に取得すると駄目)の注意が必要です。但し、野菜類のビタミンA(β-カロチン)には過剰症の心配はありません。
▲ビタミンC:(水溶性)▲
白血球の働きを活発にして風邪などの感染症を防ぎます。また活性酸素に対抗するスカベンジャーとして生活習慣病や老化を防ぐといった効果が期待できます。タバコは体内のビタミンCを消費させるので、喫煙者はとくに積極的に摂取したい栄養素です。水溶性であるので、体内に蓄積している時間も短いので過剰に摂取しても人体に与える影響も心配有りません。
▲ビタミンD:(油質)▲
カルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症を予防する薬理作用があります。出産の経験がある女性は、骨が弱くなりがちですから、特に意識して摂取する必要があります。骨は、カルシウムが主成分ですので、併せて取るのも効果的です。また、過剰症があるので、許容上限量を超えないように注意しましょう。
▲ビタミンE:(水溶性)▲
抗酸化作用が強く、がん、心臓病、白内障、痴呆など身体の酸化によっておこるさまざまな病気を予防します。ビタミンCと一緒に摂ると、抗酸化力がさらに高くなります
。スポーツショップで取り扱っているビタミン補助剤は、主にビタミンCとEを主成分としてる理由がわかったと思います。更に、メラニン色素(日焼け)を増やす事により、このビタミンEを効率よく作り出す事も知られています。
▲ビタミンK▲
血液凝固を助けます。妊娠後期の女性は新生児のK欠乏性出血症を防ぐために摂取する必要があります。骨のカルシウムの成長作用により、骨を丈夫にし骨粗鬆症を予防します。ビタミンDと併せて取得すると良いでしょう。
▲ビタミンB郡(ビタミンB1・B2・B6・B12)▲
B1:
神経伝達物質の1つ、アセチルコリンの作用を高め痴呆を防ぎます。ストレスの解消にも有効とされています。生理作用として、糖質の代謝働く酵素の補酵素として機能します。
B2:
脂質抗酸化作用による脂質の分解を促進する働きがあり、動脈硬化を予防します。
B6:
アミノ酸の代謝酵素の補酵素として作用します。特に、女性の月経前におこる頭痛や鬱症状などの月経前症候群に効果があります。これは女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が盛んになると、体内のB6の濃度が低下することに関連しています。ビタミン
B12:
神経系に作用するので、不眠症や時差ぼけ(体内時計のリズム)の解消に有効とされています。
▲ニコチン酸▲
脂肪の代謝を改善し、中性脂肪やコレステロールを減らす作用があります。また、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解します。
▲パントテン酸▲
ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの産出をうながすことから、別名「抗ストレスビタミン」といわれます。また、日焼けを防ぐ効果もあります。ビタミンC、E、β-カロチンと一緒に摂取すると、効果が高まります。
▲葉 酸▲
ビタミンB12と一緒に、心臓病のリスクを高めるホモシステインの血液中の濃度を抑えるので、心臓病の予防に効果があります。また、妊娠前からの葉酸の摂取で、先天性奇形防止として利用されます。
▲ビオチン▲
皮膚炎を予防する作用があり、抗酸化作用のあるビタミンC、E、β-カロチンとともに、アトピー性皮膚炎を改善します。
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